Golden Goose | 20th Anniversary

GOLDEN GOOSEの世界に浸って

高尚なるアートへ

何も描かれていない大きなキャンバスの前に立っているのは、2人の若者、そして絶対的な創作の自由。芸術は私たちにとって、一切の制限や条件に縛られることなく、自分自身のエートスを表現できる場であり続けています。私たちはひとつずつ着実にステップを踏みながら、自分たちの直感に従って進んできました。ファッションを芸術の世界にもたらし、芸術をファッションの世界にもたらすことで、かつてないほど豊かな繋がりを生み出すために。

当初のカタログは、できる限りアート展覧会の作品集に近いものを目指して制作されました。アイコニックなアイテムとともに、コレクションのインスピレーションの源となった物体やスナップショットを紹介したのです。

「異なるオーディエンスにアプローチすることが、主な目的でした。アートに関心を持つ人たちは、ファッションに興味がある人々とは物の見方が違います。これも『オシャレ』のひとつですが、普通とはひと味違う、アート的なオシャレではないでしょうか。例えば、ギャラリーオーナーを例に挙げてみましょう。彼らはまるで、自身が紹介するアーティストの延長のような存在であるといえます？」

— ヴィクター

芸術界との間に密接な関連性を見出したGolden Gooseは、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展とのコラボレーションを実現。このコラボレーションは実に有機的かつ自然なものであり、2011年に始動してから、2012年以降も次々と異なる世界を融合に導いてきました。そして2019年には、アート作品として再解釈されたStardan スニーカーが新たに誕生しました。

私たちにとって、アートとは「密接な繋がり」、そして「共有」という言葉で表されるものです。自己のエートスを表すものであると同時に、人々の間に繋がりを生み出すものでもあります。この「アート」の概念が、Golden Gooseの旅を愛する心と掛け合わさることで、誰もが創造性を発揮することのできるGolden Benchが生み出されました。みんなで作り上げるアート作品。これが、私たちの世界を取り巻いているのです。